副鼻腔炎対策アロマ
副鼻腔炎は副鼻腔に細菌やウィルスが感染する事などによって炎症がおこり、小さい子供にも多い鼻づまりや鼻水、頭痛、歯の痛み、中耳炎、後鼻漏などさまざまな症状がおこります。
副鼻腔は鼻の付け根や頬骨のあたり、眉間の上などにあり意外と広範囲。副鼻腔炎なのに頭痛がしたり、歯が痛くて虫歯だと勘違いしたりすることも。
子供だけではなく、大人になってから副鼻腔炎の辛い症状に悩まされる人が多いと感じます。
ちなみに私も大人になってから副鼻腔炎になった一人。風邪をひくと後鼻漏に悩まされるし、歯が痛いと勘違いして歯医者さんに行ったこともあります(笑)
アロマの勉強を始めたきっかけは副鼻腔炎
私がアロマの勉強をするきっかけとなったのは、うちの子供の副鼻腔炎や滲出性中耳炎でした。
赤ちゃんの頃から毎週のように耳鼻科通い。成長と共に滲出性中耳炎は治っても副鼻腔炎は治らず、小学生になってからも薬漬けの日々。このままでいいのだろうか・・・
耳鼻科の薬以外で副鼻腔炎を良くする方法がないかと模索していた時に思い出したのが、出産前に少し習ったアロマテラピーでした。
「そうだ!副鼻腔炎をアロマで何とかできないだろうか?」
そして香りを嗅いでリラックスするだけのアロマテラピーではなく、精油の薬理作用を利用して、体のちょっとした不調やメンタルヘルス、健康や美容などに役立てる自然療法としてのアロマテラピーを知り「これだ!」と即座に色々調べたのです。
これが私とアロマテラピーとの出会いでした。
副鼻腔炎におすすめの精油
一番最初に行ったメディカルアロマの講座で、副鼻腔炎や鼻炎におすすめの精油とその使い方を教わったので、まずは早速その精油を購入しました。
私の経験上、夏場は比較的副鼻腔炎の症状が落ち着く時期。精油を購入したのは丁度そのタイミングだったので、副鼻腔炎対策に早速使ってみることにしました。
ちなみに副鼻腔炎の症状が悪い時に、急に処方されている薬を止めるのはちょっと待って!副鼻腔炎の薬と併用し様子をみながら使っていきましょうね。
ユーカリ・ラディアタ
ユーカリ・ラディアタは数種類あるユーカリ精油の中でも一番刺激が少なく、小さい子供からお年寄りまで安心して使える精油です。
- 鼻や咽喉などの粘膜の炎症を抑える
- 痰を出しやすくする
- 咳を鎮める
- 痰や鼻水などの粘液を溶解する
- ウィルスや細菌を抑える
- 免疫力を調整する
- 眠気を誘う
など色々な作用があります。一言で言えば風邪や副鼻腔炎などの辛い症状を抑えて、体をゆっくり休ませるという働きをしてくれるのです。
副鼻腔炎におすすめのアロマの使い方
副鼻腔炎には精油の薬理作用を発揮させるために、キャリアオイル (植物油)で薄めて皮膚に塗布する使い方です。
初めて副鼻腔のあたりにアロマオイルを塗った時は、特に鼻詰まりは感じなかったのですが、スーっとしたかと思うと、鼻の奥にたまった鼻水がドバーッと出る感じがしました。これにはビックリ!!!
私にとってのはじめてのメディカルアロマ はとても衝撃的で感動的なものになりました!!!
それからアロマの勉強を本格的に始めたのですが、副鼻腔炎だけではなくアロマに出来る事の多さに驚き、その薬理作用に感動し多くの人に知ってもらいたいと思ったのでした。
副鼻腔炎対策アロマブレンド
副鼻腔炎のうちの子供に使う『副鼻腔炎アロマブレンド』をご紹介します。
- ユーカリ・ラディアタ
- ラヴィンツァラ
- ティートゥリー
- キャリアオイル(植物油)
品質の良い精油を使用し、必ずキャリアオイルで希釈して少量を副鼻腔のあたりに直接皮膚塗布します。
中耳炎にもアロマ
子供の耳管は大人に比べて短く傾斜が緩やかなので、細菌やウィルスが入りやすいために中耳炎が起こります。
鼻をうまくかめないことも中耳炎に大きく関係してきます。
うちの子供がよく罹った滲出性中耳炎は、成長と共にだんだん罹らなくなりましたが、小さい頃はよく痛がったり熱を出したりで苦労しました。中耳炎が原因で深夜診療にかかったことも。
中耳炎の症状にはさらに痛みを鎮める働きのあるアロマをプラスして、耳の付け根近くに塗布するといいでしょう。
後鼻漏にもアロマ
鼻水が喉の奥に流れてしまう後鼻漏。常に痰が絡んだ状態が続き、副鼻腔炎に伴うとても不快な症状のひとつです。
私も後鼻漏になることがたまにありますが、そんな時にもアロマブレンドは活躍してくれますよ。
アロマテラピーは正しい知識が必要
アロマテラピーは自己責任のもと使用する自然療法です。いくら自然のものと言ってもアロマテラピーを安心・安全に使うには「正しい知識」が必要になります。
そして副鼻腔炎のためには品質の良い精油を使う事がとても大切です。アロマテラピーの基礎知識を学びながら、体質にアプローチする方法があります。